ギャラクシー・クエスト
2005年 08月 24日
DVDを約1,500枚以上持っている社員のK氏。株式投資で設けているお金持ちでもあり毎月約30枚近くのDVDを購入しているこのK氏に
「なんかバカバカしくて単純に笑える映画のDVD貸して」
「マジメに作ってるんだけどマジメだけにバカになってる映画」
とお願いしたところ、持ってきてくれたのがこの「ギャラクシー・クエスト」。
そもそもお互いに映画好きでわりと話もしており(余談だが仕事中に「戦艦ポチョムキン」の話を30分もしてしまったことがある)、以前に映画版スタートレック1~4を借りたこともあってこれを貸してくれた模様。
で、感想。
やっべーおもしれー!!!!
基礎となってるのはスタートレックのパロディなんだけど、スタートレック知らなくても十分笑えます。
物語は「ギャラクシー・クエスト」というTVドラマ(スタートレックみたいな内容)がありまして、人気シリーズで番組開始から20年近く経っているのに何回も再放送されたりしていて、熱狂的なファンもいる作品なんですね。
ところが俳優さんたちはそのギャラクシークエストのイベントなどに出演するくらいしか仕事がない、いわゆる落ち目の俳優さんたち。
そんな中、艦長役の俳優さんのもとに、サーミアン星人と名乗る人たちから助けてくれとお願いされるわけだけど、てっきりコアなファンの人たちからの仕事の依頼(出演交渉)と思って適当にやっていたら、これが本当の宇宙戦争だった…。
つまり、ドラマの中の世界が現実になっちゃうわけですね。
このテレビドラマがなぜか宇宙でも受信されてて、しかもそれが「歴史的ドキュメンタリー」と捉えられていて、サーミアンのバイブル的存在となっているという…。
もう、まずはこの設定にやられた。
つーか、こういうお話って考えたことある人多いんじゃないのかな。
SFとかヒーローものとか、映画やテレビの中の世界が本当にあって、そこに俳優さん達が入ったらどうなるんだろう、ていう…。
それを、まんまやってくれたのが嬉しいところ。^^
そんでもって演じている俳優さんたがまたいいですね。
役者さんにしてみたらタガート艦長役を演じるジェイソン・ネズミス役のティム・アレンということになっちゃうんですけど。(^^;
つか、この映画のヒロイン?のグエンを演じていたのがシガニー・ウィーバーとは思わなかったわ。シガニー・ウィーバーつったらやっぱエイリアンシリーズのリプリー(個人的には2の強いリプリーのイメージが)だし、もしくは「愛は霧の彼方に」のもじゃもじゃパーマ姿のイメージしかないから、ブロンドヘアを振りかざしかわいらしくてセクシーなグエンのがシガニーだとは気づかなかった。むしろハマリ役なんじゃなかろーかと。
そしてサーミアン星人たちのキャラもいいです。
常に笑顔で俳優さん達を本気で信じていて純粋な様子が良かったですね。
つーわけで、文句なく良かった。コメディとしても良かったしSFとしてもなかなかだと思います。
個人的オススメ!!
K氏さんきう!!
個人的評価9
by nakamani
| 2005-08-24 12:49
| 雑感