百人一酒
2005年 01月 19日
百人一酒 俵 万智著
「サラダ記念日」などで有名な歌人、俵万智さんのエッセイ集です。
この作品はわりと最近のエッセイ集で、朝日新聞に連載されていたらしいです。
内容は、タイトルのとおりお酒に関するエッセイ集。
日本酒、ワイン、ウィスキーにビール…様々なお酒に関する思いでや飲みに行ったお話。
お酒にかかわる人たちの話や、さらには万智さん自身がバーテンとして新宿ゴールデン街で働いたエピソードまで…。
楽しいお話やお酒に関するうんちくも満載の一冊です。^^
実はnakamaniが初めてエッセイ集にはまるきっかけとなったのがこの俵万智さん。
学生のときに、たまたま市立図書館で「りんごの涙」というエッセイ集を見つけました。
俵万智さんといえば、何年も前に「サラダ記念日」が話題となったなあ、というのを覚えていたぐらいで特に興味があったわけではないのですが、たまたまその本を手に取り、てきとーにページをめくってみたら、飛び込んできたのが
「ひゃ~3万円のセーターなんて持ってない」
という一文。
正直、こんなにくだけた文章を書くイメージの人ではなかったので、すごく驚いたんですね。それで借りて読んでみて…はまりました。(^^;
そこからは当時発売されていた万智さんのエッセイ集を買いまくり読みまくりで、エッセイ集がなくなると「サラダ記念日」や「かぜのてのひら」などの歌集も買って読みました。
実家には万智さんの本、10冊以上あるだろうなあ…。
俵万智さんのエッセイを読んだことがなくて、お酒が好きな人にはこの百人一酒はオススメの一冊ですよ。
ぜひ読んでみてくださいね。^^
by nakamani
| 2005-01-19 19:18
| 書評