気分よく病院へ行こう
2006年 01月 31日
『気分よく病院へ行こう』
小林光恵著
はい、そんなわけで「フロックス…」と一緒に購入したもう一冊の文庫本です。
最初はちょっと固いお話かとも思いましたがそんなことはなく、すいすいと読めてしまう内容でした。
内容は、タイプ別ナース図鑑にタイプ別ドクター図鑑、さらに病院の見分け方や入院マニュアルに入院中の楽しみの見つけ方、などなど。
他の小林さんの著書は、比較的「ナース目線」から語られることが多いのですが、この本はナース目線を交えながら、あくまでも病院を利用する患者さんに向けた内容になっているので、楽しく読めてそれなりに為になったりします。
特に「嫌われる患者ベスト13」とかは参考になるかと(^^;
全体を通して言われているのは「ドクターやナースだって同じ人間なんだよ」ってことですね。
こっち側はそれを理解しているつもりでも、どうしても接し方が違ってしまうことがある。
患者さんの何気ないヒトコトで傷ついているお医者さんや看護士さんたちもたくさんいるってこと。
小林さんはコミック「おたんこナース」の原作者でもあるので、おたんこナースを読んでいると、「あ、あのエピソードのモデルになった患者さんのことかな?」なんて思えてそれもまた面白かったり。
やはりnakamani的には困ったときの小林光恵。読んでハズレはありません^^
by nakamani
| 2006-01-31 16:20
| 書評