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日々つれづれなるままに…で始めましたが、いろいろありまして。まあ、つれづれなるままですよ。


by nakamani
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「夢判断」 阿刀田高著

「夢判断」 阿刀田高著_a0024248_17214124.jpg
nakamaniは割と読書好きです。
電車通勤の場合には大抵文庫本or雑誌or電子書籍を持参して読んでおります。
まあ、そのくらいみなさん普通ですよね。
nakamaniが読むのは主にエッセイ・実録もの(ノンフィクション)や実用書?等がほとんどで、ここ何年も小説は読んでいませんでした。
昔はよく読んでたんですけどね。なんででしょ?

というわけで、今現在読んでいるのは、阿刀田高さんの短編小説集「夢判断」です。
かな~り久しぶりの小説であり、電車通勤では初めて読む小説となります。

ウチの最寄り駅のそばにBOOKOFFができたため、文庫本の100円コーナーをよく利用しております。で、いつもそこでタイトルを見て適当に手にとってペラペラめくって買うかどうかを決めるわけですね。
ちなみに迷ったときは岸本葉子さんのエッセイか小林光恵さんの看護婦モノを買うことが多いです。岸本さんの本についてはまた今度書きたいと思います。

で、たまたま手に取ったのがこの夢判断。
阿刀田高さんの作品を読むのもこれが初めてです。

というわけで、読み始めます。
最初の短編は「あの人をころして」ミステリ色の強い作品です。もともとこの短編のページをパラパラっと読んで面白そうだったから買ったようなものです。
この作品の印象で、阿刀田さんはミステリの人かと思ったのですが、「次の柳の下のジンクス」ではまた違った雰囲気で。
さらに「銀座の恋の物語」「蜜の匂い」「ベターハーフ」と一クセある短編が続きます。
基本的に、オチが効いてる作品群といった感じですね。
てか、ベターハーフとかちょっと卑怯だけどね。小説ならではのトリックで。(^^;

まだ今のとこ全部を読んだ訳ではないのですが、ミステリありだましありちょっとした人情モノありコメディタッチもありで、色々と楽しめると思います。

そんなこんなで、これから読んでいく作品や思い入れのある作品、小説・エッセイなども紹介していきたいと思います。
まあ、ネタバレとかもするかもしれませんが、よろしければおつきあいくださいね♪
by nakamani | 2005-01-17 17:51 | 書評